社長日記

2020.07.16
仏壇よりも‟ゆりかご”の方が絶対に大切です

仏壇販売を生業としている私が言うのは甚だおかしな話ですが、心底そう思います。
動物として、大人として、未来の子供たちの事を思う事は自然なことだと思います。

私が見送られる立場になったら・・。
葬式なんてあげなくていい。
仏壇なんて買わなくていい。
私の事に時間やお金を使うくらいなら、その全てを次の世代に使って欲しい。
私も一時的にはそう思います。

人間くらいじゃないでしょうか。‟弔う”という行為をするのは。
何故我々人間は弔いたくなるのでしょうか。

私はこう思います。
私たち人間は、世代の構造がエンドレスな事を本能的に理解しているからだと思います。

というのも、いずれは誰しもが‟見送られる側”になるわけですが、当然ですが、その前は‟見送る側”なんです。
そしてその繰り返しが今までもこれからも永遠に続きます。
その中で、見送られる側が身を粉にして見送る側の世代を考えてくれた事実を知るわけです。
そしてそこに感謝の気持ちが生まれ手を合わせたくなるのではないでしょうか。
だからこその、葬儀。だからこその仏壇なのではないでしょうか。

にしても、感謝の気持ちはお金を掛けなくても可能ですが、子ども達の環境づくりにはしっかりとお金をかける必要があります。これは理屈ではありません。普遍的な事実です。

仏壇屋だからこそ思う子供たちの事。
そう考え、私は「子どもチャリティー事業部」を立ち上げました。

是非、ご興味のある方はあみだ堂までご連絡ください。

あみだ堂 能呂慎太郎

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