社長日記

2020.04.24
決意

私は手帳が大好きです。思いついた事があるとすぐに手帳に書き込みます。時間が空いた時に見返すために昔の手帳はずっと取ってあります。昔の手帳にこう書いてありました。
・2018年9月21日(金) 東京、上野駅前の仏壇通りにて、店舗移転を決意。
・2019年7月4日(木) 2号店(寺院仏具店)出店を決意。

終わる事ない新型コロナウィルスに対し、会社としてどのような対応をするべきか。
もちろん、不要不急な外出や、不要な人との接触は絶対に避けるべきですし、「三密」の対策や除菌対策など、出来る限りの事はするべきです。しかし、会社としては今後さらに具体的な対応を取らなければならない。
地域社会の為に何が出来るか。お客様の為に何が出来るか。社員やその家族の為に何が出来るか。
この悩みは、私がこの日記で何度も書いている「健康」と「命」のどちらが大切かの問いに結び付きます。

フランスの哲学者 ジャック・ルソー(1712~1778年)はこう言います。
「生きる事は呼吸する事では無い 行動することだ」と
私たち人間は、他の動物と違い、ただ生きていれば良いという動物では無い。生きる意味を考えないと死んでいるのと同じことだ。そんな状態なら死んだ方が良い。
よく、‟人ひとりの命は地球より重たい”という言葉を聞きますが、私はそうは思わない。少なくとも私はこれに当てはまらない。何故なら、私が死んでも間違いなく明日は来るし、数人の知人はある程度の期間は悲しむかもしれませんが、1年も経てば普通通りの生活をしているはずです。
私は、人の命を軽視している訳ではありません。そもそも、世の中がこのような状態になる前から、命を懸けて働いている。これは、私だけではなく皆そうだと思います。今までもこれからもリスクの無い生活などあり得ないと思います。
地域社会の為に、お客様にために、そして何より社員の生活の為に、どんな手を使ってでも行動しようと今日決意しました。
まず、今日はご来店が困難なお客様の為にネットショールームを兼ねた、ネットショッピングのWEBサイトの立ち上げの打ち合わせをしました。
一つずつやれることを考えて行きたいと思います。

桜前線が北海道に近づき、いよいよ春が満開になります。今日、
・2020年4月24日(金) コロナウィルスと真っ向勝負を決意 と手帳に書きました。

江戸時代の禅僧 良寛禅師(1758~1831年)の有名な句
「散る桜 のこる桜も 散る桜」

命根性の汚い人間にはなりたくありません。

あみだ堂 能呂慎太郎

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